2023/05/16 01:20

難病悪化に伴い下血と喀血が酷く、昏睡状態に陥っては時々薄っすらと目を開けて、聞こえないような小さな声で私の名を呼び、手を伸ばして来て、凍えるほどの冷たい手で私の頬を撫でて笑ってくれます。

心配しないで と、多分言っているんだと思います。

今、私がUPしている作品は、過去に主人が一生懸命作り上げた物達です。

神様、どうか私の主人をまだ迎えに来ないで下さい。

主人の笑顔を見ていたい、傍にいてくれるだけでも良い、こんなに血を失った身体で冷たい手をしていて、意識も朦朧としているはずなのに、私の目を見つめて優しく微笑んでくれる。

まだ彼には生きていて欲しいと願うのは、私の身勝手なのでしょうか。

彼を幸せにしたいと思う、私の願いをどうか叶えさせて下さい。